青梅署が12月1日、河辺駅北口前のペデストリアンデッキで「飲酒運転撲滅キャンペーン」を行い、同署交通課員とピーポ君が「ストップ! 飲酒運転」を呼びかけた。
車のライトに反射するプリントで、梅とウグイスのイラストを描き、「事故にあうめー(おうめ)」の文字が入ったトートバッグや飲酒運転禁止を呼びかけるフードクリップなどを通行者に配布。飲酒運転には厳しい罰則と行政処分があることを訴えた。
昨年11月に施行された改正道路交通法で、自転車の酒気帯び運転も罰則対象になる。配布物を受け取った通行者は安全運転への心構えを確認。ピーポ君と記念撮影に収まる姿も目立った。
同署の薫田亨交通課長は「管内では酒気帯び、酒酔い運転が多発し、摘発も多くなっている。逮捕にも至っている。年末年始は飲酒の機会も増えるので、あらゆる機会を通じ飲酒運転撲滅に向けた呼びかけを行っていきたい」と話す。
同署ではこのほか、青梅交通安全協会と制作した飲酒運転根絶の横断幕を同デッキに掲出するなど、地域、職域での周知を図っている。同協会の岩浪岳史会長は「悲しい事故を起こさないために皆さんの協力を」と呼びかける。