青梅法人会女性部会主催の「小学生の税に関する絵はがきコンクール」の表彰式が11月30日、イオンモール日の出(日の出町平井)イオンホールで行われた。福生市立第六小学校の榎本禾さんが東法連コンクール選考作品に選ばれた。
同法人会が税への理解を深めてもらおうと毎年実施している同コンクール。6年生を対象に作品を募集し、7市町32校から過去最高の1463点の応募があった。菊池一夫会長、高橋由美子女性部会長、美術専門家の野島紀和子さんらが審査し、最優秀作品13点、優秀作品20点を選んだ。
表彰式で高橋女性部会長は「税を自分の言葉と視点で捉え、凝らして表現していて、心を動かされた」、菊池会長は「個性豊かで心のこもった作品が集まった。税に関して真剣に考えている様子が伝わった」、西田誠青梅税務署長は「絵はがきコンクールは国税庁が全国的に支援し、青梅税務署管内では16回目と聞いている。税の大切さ、種類を知り、大人になったときにきちっとした納税者になってほしいと願い開いている。コンクールを通じ多くの方に税金に関心を持ってもらえたらうれしい」と祝辞を述べた。
表彰式では一人一人に表彰状が手渡され、拍手が送られた。榎本さんの作品は、教室で税について勉強している様子を描写。税の種類や使い道を記号的なイラストで表し、「税でつくろう 明るい未来」の言葉を添えた。
表彰式を前に青年部会が租税教室を行い、井草誠部会長らが税の大切さを分かりやすく説明した。
最優秀作品は次の通り。東法連コンクール選考作品・青梅法人会会長賞=榎本禾(福生市立第六小)、青梅税務署長賞=大野彩葉(青梅市立吹上小)、西多摩納税貯蓄組合連合会長賞=星野陽咲(羽村市立富士見小)、青梅法人会女性部会長賞=富田愛理(あきる野市立南秋留小)、東京都八王子都税事務所長賞=稗田結希(同)、東京税理士会青梅支部長賞=大畠茉優(日の出町立本宿小)、青梅市長賞=村木ひいろ(青梅市立若草小)、福生市長賞=嶋田さくら(福生市立第二小)、あきる野市長賞=磯部菜々子(あきる野市立南秋留小)、羽村市長賞=高島玲奈(羽村市立松林小)、瑞穂町長賞=鈴木咲梨(瑞穂町立第四小)、奥多摩町長賞=加藤花菜(奥多摩町立古里小)=敬称略