
JAにしたま福生支店(福生市本町)が10月4日、福生地区親子収穫体験を開催した。組合員農家の畑で12組30人の親子が盛りを迎えている落花生を掘った。
開会のあいさつで中村勝司代表理事組合長は「落花生はゆでて食べると本当においしい。収穫を楽しんでほしい」と呼びかけた。
畑を提供した村野和男さんと10人余りのJA職員の指導を受けた親子は、落花生がたわわに実る苗を掘り出した。
当日は高級品種で、あっさりとした甘さが特徴の「ナカテユタカ」を180株収穫。同支店に戻り土を落とす洗浄作業を行い、参加者は6株ずつ、土産として持ち帰った。落花生はゆでて食べるとおいしいという。
石井一恵支店長は「畑の土に触れ、落花生の収穫を通じて食の大切さや農業の楽しさを感じてもらえたら」と話す。
福生の落花生は同支店前の直売所で10月下旬ごろまで販売している。