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青梅の田んぼで親子農業体験会 20組超が田植え、秋に稲刈りへ

参加者は一列に並び苗を植えていく

参加者は一列に並び苗を植えていく

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 JA西東京(青梅市野上町2)と青梅市農業委員会が共催する親子農業体験会の田植えが6月14日、青梅市藤橋の天皇塚田んぼで行われた。

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 体験会には20組50人以上の親子が参加。農業委員やJA職員ら約30人が補助した。田んぼに入った参加者は一列に並び、片手に持ったキヌヒカリの苗の束から1度に3本ぐらいずつ抜き取り植え込んでいった。

 作業に先立ち、同委員会の加藤仁志会長は「日差しもなく雨に降られず、最高の田植え日和になった。ちゃんと植えると、良い米が取れる。収穫した米はクリスマス前に届けるので、クリスマスパーティーをご飯料理で楽しんで」と呼びかけた。

 松永重徳代表理事組合長は「米が社会問題になっているが、米を育てるのは大変な作業。皆さんに体験してもらう田植えと稲刈りのほか、あぜ塗りや田起こしなど多くの作業があり、いろいろな作業を経ておいしい米ができる。ぜひ、その成長過程も見てほしい」と述べた。

 秋には黄金色の田んぼで稲刈りと「はざかけ」作業を体験する予定。田んぼは約7アール、200キロの収穫を見込んでおり、収穫した米は脱穀・精米し、参加者の元へ届ける。おおむね2キロを見込んでいる。

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