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社会人バンド「東京ミッドウエスト吹奏楽団」が定期演奏会 1年の成果披露

定期演奏会に向け追い込みをかける楽団員たち

定期演奏会に向け追い込みをかける楽団員たち

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 西多摩を中心に活動する社会人バンド「東京ミッドウエスト吹奏楽団」が3月1日、プリモホールゆとろぎ(羽村市の緑ヶ丘1)大ホールで定期演奏会を開催する。

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 同楽団は羽村市立羽村第一中学校吹奏楽部のOB・OGが中心となって仲間を集め、2023年5月に設立。現在、大学生、専門学校生、社会人の30人が所属。玉寄勝治さんに指導を仰ぎ、月2、3回の練習をこなしている。

 定期演奏会は昨年3月に初開催。この1年は市の文化祭や歌手の三田りょうさんのショーに出演するなど場数を踏み、舞台慣れもしてきた。

 第2回に向け2月は毎週集まり追い込みをかけ、前日のリハーサルを経て本番に臨む。演奏曲はミュージカル「レ・ミゼラブル」より、ディズニーランド50周年セレブレーション、「さくらのうた」など。

 団長でトランペットを担当する社会人の伊藤歩美さんは「結成間もない楽団なので、まだ試行錯誤が続いているが、当日はみんなが一つになり、いい音を出したい」と意気込む。

 アルトサックスを担当する大学1年の長野祐希さんは「音楽を共通点としてそれぞれがつながり、楽団は私の心の支えになっている。1年間の成果を来てくれる皆さんに伝えたい」と前向きだ。

 同中吹奏楽部顧問で、玉寄さんの助手として同団の指導に当たる赤坂光さんは「若さがほとばしる重厚な音を届けたい。今後は小中学生を対象にした下部組織を整えていき、西多摩地域の音楽文化の広がりに貢献できる楽団を目指したい」と希望を明かす。

 17時開演。入場無料。

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