JR東日本は3月15日、中央線快速・青梅線グリーン車の有料サービスを開始する。
昨年10月から「お試し期間」として運行している中央線快速・青梅線のグリーン車。中央線快速東京~大月間、青梅線立川~青梅間で4号車と5号車を2階建てグリーン車として運行する。
料金は、営業キロ50キロまで(東京・新宿~八王子・拝島や新宿~高尾・青梅)がSuicaグリーン料金で750円、紙切符で1,010円。営業キロ100キロまで(東京~大月・青梅、新宿~大月)は同1,000円、同1,260円。
グリーン車は2階建てで、2両合計で座席定員は180人。シートは回転式で、電源コンセントとテーブル、フリーWi-Fiを備えている。洗面台やベビーチェアを備えたトイレも用意。モバイルSuicaなどのタッチによって車内改札を省略する。
青梅市在住で都心通勤の50代利用者は「青梅駅や河辺駅はお試し期間中でも比較的乗りやすかった。西多摩在住者にとってグリーン車の運行はうれしいサービス」と話していた。