東京手描友禅を2日間かけて学ぶ講座が4月5日と12日、瑞穂町社会教育施設「耕心館」(瑞穂町駒形富士山、TEL 042-568-1505)で開かれる。
京友禅、加賀友禅と並び東京友禅は日本三大友禅といわれる。東京友禅は江戸時代、京都の画工である宮崎友禅斎が発案した染法で、京、加賀と同じだが、江戸の気風を反映した粋、渋さ、しゃれた雰囲気が特色。その魅力は海外でも評価が高まっているという。
講座は1日目に糸目(いとめ)のり置きから地染めまでを行い、2日目に色挿し(染色)を行う。講師は1971(昭和46)年から東京友禅の仕事に従事し、これまで第一美術協会賞(大賞)、文部大臣奨励賞、都知事賞(大賞)などを受賞してきた東京手描友禅伝統工芸士の阿部信行さんが務める。
開催時間は13時~16時。参加費は各回7,000円。定員は先着10人。