青梅市大柳町にある釜の淵公園の桜と鮎美橋のライトアップが3月23日、始まる。
同園は「水の公園」の別名をもつ、川と一体型の公園。多摩川が湾曲した半島形の地形を利用して造られ、芝生の広場や雑木林など緑が多く、堤防沿いでは25本の桜が開花を待ち、間もなく見頃を迎える。斜張橋の鮎美橋(あゆみばし)は羽を広げた白鷺の姿に例えられ、同園のランドマークになっている。
花見の季節のライトアップは例年通り東京観光財団の「春のライトアップモデル事業費助成金」を活用して実施する。約200メートルにわたる桜並木と橋長121メートルの鮎美橋をLEDライトで照らす。
期間中、花見会場にはキッチンカーも出店。同観光協会では「多摩川の川面と満開の桜が一体となった絢爛(けんらん)な光景を楽しんでほしい」と来園を呼びかける。
点灯時間は18時30分~20時30分。4月1日まで。