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春を告げる紫色 瑞穂町「さやま花多来里の郷」でカタクリ開花

今月下旬から来月初旬に見ごろを迎える(写真提供=瑞穂町)

今月下旬から来月初旬に見ごろを迎える(写真提供=瑞穂町)

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 瑞穂町の「さやま花多来里(かたくり)の郷」(瑞穂町駒形富士山)のカタクリが開花を迎えた。同園には20万株が群生し、今月下旬~4月上旬が見頃になるという。

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 同園事務所によると、今月1日に「つぼみ第1号」を確認。その後、次々とつぼみが出始め、昨年より幾分遅れて3月15日に開花した。ピーク時には、紫の花が約3000平方メートルの斜面一面を埋め尽くす。数万株に1株といわれる幻の白いカタクリも花も現れ、訪れた人たちを楽しませている。

 カタクリは根付いてから花を咲かせるまでに8年もの歳月がいる。「春の妖精」の異名を持つ花。同園は都内では珍しいカタクリの群生地となっている。歌手の北山たけしさんが「かたくり大使」を務めたことでも知られる。

 同園で今月24日まで、瑞穂町観光協会が主催する「みずほまるシェ」が開催されており、みずほブランドや飲食物などを日替わりで販売する。開催時間は10時~15時。雨天中止。

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