来年2月に1カ月にわたり開催を予定する「第8回はむら激辛フェス2024」に向け、主催の羽村市商工会青年部が7月28日、地元の農家で激辛の元になる辛味の強い青唐辛子を収穫した。
「飲食店が参加しやすい地域を盛り上げるイベントを」と、和風肉ビストロ空楽を経営し、現在同商工会青年部長を務める伊藤巧さんが提案。6年前から始まり、コロナ禍でもテイクアウトに絞って続けてきた。
企画には、市内の中野修一さんと中根一明さんの農家2軒が協力。この日の収穫作業は中野修一さんの畑で行い、青年部メンバーは額に玉の汗をかきながら、一本一本丁寧に収穫した。作業は今後数回行い、計100キロを用意して参加店に配布する。
13店で始まった同フェスは年々参加店が増え、昨年は42店になった。「各店独自の激辛料理がファンの胃袋をつかんでいる」と伊藤さん。
期間中、スタンプラリーなどの企画を予定。伊藤さんは「多くの店に参加してもらい、店が元気になって、地域全体が盛り上がれば」と期待を込める。