イオンモール日の出(日の出町平井)メインコートのメイン通路で7月9日、子どもたち自身の手による「codomo(コドモ)マーケット」が開催される。
主催するのはアクセサリー工房「OWNP」(あきる野市山田)店主の粂川拓也さん。「子どもたちの無限の可能性を引き出し伸ばすため、子どもたちの『やってみたい』気持ちを第一に」と当初、粂川さんの店で開いてきた同イベントだったが、口コミで参加者・来場者が増え続け4年前からイオンモール日の出を会場に移し開催してきた。今回で12回目。
子ども自らが、出店する店のアイデアを出して決め販売する。売り上げは全て子どもたちのものとし、親は一切口出ししてはいけない。ルールとして「店のアイデアは子どもが決めること」「稼いだお金は子どものものにすること」「お客さんとのやりとりは、全部子どもがやること」の3つが決められている。「本物のお金を使ってモノを売り、お金って何? を考え学ぶ」「人に言われたことをやるから、自分で決めたことをやるへ」「社会でのコミュニケーションは怖くないことを知る。アウトプットに慣れる」をコンセプトに掲げる。
「お金を稼いでみることで見えてくる自分や社会、人間関係、湧いてくる学びの種。そこにワクワクする子どもと、方向性を持たない、教えない大人が作る新しい挑戦のカタチ。ぜひ会場で、そんな子どもたちの姿を見ていただきたい」と粂川さんは話す。
開催時間は12時~15時。当日は抽選で選ばれた100組の店が並ぶ。現在、運営をサポーするボランティアスタッフを募集している。