日本リバーボーディング協会が8月2日、青梅の御岳渓谷で「川泳ぎ初体験2022夏」を開催する。
当日は、ヘルメット、ライフジャケット、フィンなど川で安全に遊ぶための格好とルールを教わり、流れの緩やかな場所で川遊びを楽しむ。みんなで手をつないでプカプカ浮いたり、フィンを着けて魚のように泳いだりする。後半は、大きなビート板に似たボード「リバーボード」にも挑戦できる。「川遊びが初めての子どもでも安心して楽しめるプログラムになっている」という。
イベントは昨年に続き2回目。同協会代表理事で、御岳渓谷でリバーボードクラブを運営する菅原洋平さんは「川を安全に楽しむ術を知ってほしい」と話す。そのきっかけ作りを提供するため、昨年初めて企画した。「昨年、子どもたちは最初腰が引けていたが、遊び始めるとすぐに笑顔になった。言葉で伝えるよりも、みんなで一緒に遊ぶ中で川の魅力を感じ取ってもらえれば」と菅原さん。子どもたちの素直な反応がリバーガイドとしてのモチベーションになっているという。
子どもは直感で動いて、遊んで、楽しむ。「子どもが夢中になれる機会を少しでも多く提供したい」と菅原さんは無料開催にこだわる。「何より、青梅にはこんなに素晴らしい川があることを体感してほしい」と頬を緩める。
開催は8時30分から約1時間。参加無料。身長130センチ以上で「水遊びが大好きな」小学生が対象(保護者同伴)。