2011(平成23)年に創刊した地域情報紙「街プレ」が昨年で10周年を迎えたことを記念し、「SDGs(持続可能な開発目標、SustainableDevelopment Goalsの略称)アワード西多摩 2022」を企画した。6月14日、西多摩でSDGsに取り組む事業者、団体、個人などの公募を始めた。
西多摩地域では近年、自然の保全活動や教育支援はもとより、西多摩に脈々と続く歴史、文化、伝統的生活を再認識し、新たな価値を創造し、豊かな暮らしにつなげる多くの取り組みが盛んに生まれている。山間部などではSDGsをテーマとしたツアーも旅行会社と地元観光事業者が協力し企画。数多くのメディアでも取り上げられてきた。同アワードでは、そうした企業・団体、市民などの取り組みを西多摩地域内外のより多くの人に知ってもらい、事業への理解と賛同の輪を広げ、目標を達成してもらうことを願い企画したという。
審査会は、東京市町村自治調査会の小町邦彦参与、多摩大学の長島剛教授、朝日新聞立川支局の杉山圭子記者などで構成し受賞者を選定。7月のアワード当日、授章表彰を予定する。授賞式に際し、基調講演とパネルディスカッションなども行い、さまざまな視点から西多摩の取り組みを紹介していく予定。
公募は「事業名」「取り組み内容」「取り組みが分類される目標」「事業主体者名や情報」などと併せて送付。自薦他薦を問わず受け付ける。公募期間は6月30日まで。