東京都商工会連合会は都の支援を受け、多摩地域でのテレワーク推進などを目的に、期間限定で地域振興型小規模サテライトオフィスをあきる野市や日の出町など5カ所に開設した。期間は12月15日までで、テレワーク環境の充実に必要なニーズなどを把握、分析していく。
都は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止と経済活動の両立を図るため、テレワークの定着に向けサテライトオフィスの利用拡大に取り組んでいる。区部に比べサテライトオフィスが少ない多摩地域での普及拡大を図るもので、同連合会が取り組むモデル実証事業を支援する。
このうち、あきる野市では秋川駅前の「あきる野ルピア」店舗スペースを活用。日の出町では「イオンモール日の出」2階西側のスペースを利用し開設した。
開設時間や利用料金は施設により異なる。開設時間は、あきる野ルピア=9時~17時(1時間100円)、イオンモール日の出=10時~19時(30分100円)。都内の企業勤務者や多摩地域の事業主が利用できる。利用に際しては「TOKYO多摩ワーク」のサイトから申し込む。