青梅市でバーベキュー(BBQ)スペース「B-YARD」を運営するBBQ演出家の金子明弘さんが8月にBBQ専用キッチンカーを開発し、9月11日・12日、「モリパーク アウトドアヴィレッジ」(昭島市)で初出店する。
金子さんは本場アメリカのBBQ世界大会に出場し、その規模、文化、情熱に衝撃を受けて脱サラ。以来、「B-YARD」を拠点にBBQを本業に活動してきた。今回のキッチンカー製作のきっかけはコロナウイルス。待つのではなく、出向き、密を避けて楽しめるBBQスタイルで、「放置ゴミ減少などBBQマナーを伝えたい」と開発に至った。
今年5月、BBQ専用キッチンカー開発へ向けクラウドファンディングを開始。前例のないキッチンカーだが、わずか4日で目標額を達成した。トラックの全長は約5メートルで、全高は約3メートル。エイジングされた木材に大きなロゴが描かれた荷台部分が焼き場となり、大きな肉の塊をじっくりと焼き上げる。外装には一部支援者のネームも記載した。
「皆さまのおかげで理想的なBBQ専用キッチンカーができた。多くの人に感謝と本場BBQのおいしさを提供したい」と金子さんは笑顔で話す。