山梨県小菅村の降矢英昭村長が1月5日、西多摩の若手企業家コミュニティー数カ所を訪問し、連携強化を打診した。
同村は西多摩地域をはじめ、都市部や埼玉県からの来訪者が多い地域。以前より、西多摩の観光連盟などに参加し、同地域との連携を深めてきた。
昨年、同村が販売する「多摩源流水」(ペットボトル500ミリリットル=120円、同2リットル=180円)のPR活動の一環として、温泉施設「小菅の湯」の職員が、多摩全域を中心とした企業家たちの定期懇話会「和会」や、地域活性化を目的に農商工連携の物産市を企画しているスタイルグループなどに参加。積極的な活動を行うメンバーの姿勢に共感し、今年、さらに連携を深めていくため降矢村長自身が訪問することになった。
当日、降矢村長は深刻な過疎問題などを訴えながら、「若い経営者の方と共に、今年さらに小菅村との連携を深めていくことができれば」と熱く語った。