多摩川川下り事業者組合は5月24日、新型コロナウイルス感染症対策のガイドラインを発表した。事業者たちと共有し、サービス開始を前に周知徹底を行っていく。
緊急事態宣言以降、休業を続けてきたリバーアクティビティー事業者だが今後、気候も次第に良くなり利用者増が予想されることから、感染防止の取り組みを徹底するための「8つの基本ルール」をまとめた。
リールは「お客さまへの注意喚起」「お客さま、従業員の健康チェック」「手指の消毒設備の設置」「マスクの着用」「人と人との距離を適切に取る」「室内、移動車両の換気」「施設、ツアー装備品の消毒」「プログラム内の取り組み」。体温チェックや消毒に加え、アクティビティー中を除き、参加者も従業員もできる限りマスクを着用、対面にならないサービスを行い、万が一感染が発生した場合に備えて参加者名簿の適正な管理などを徹底していく予定だ。
同組合事務局の柴田大吾さんは「今後の状況の変化、専門家会議の提言、お客さまからの要望、事業者の運用状況などを注視し、今後も改善していきたい」と話す。