東京多摩地域唯一の村・檜原で農園シェアリング事業を展開する「ひのふぁーむ」は5月24日から、みんなが遊び、暮らせる田舎作りプロジェクト「東京里山シェアリング」への事業拡大を目指し、クラウドファンディングに挑戦している。
遊休農地を活用した「ひのふぁーむ」は昨年4月から、自然に囲まれた2000平方メートル近い農園で活動しており、現在の会員は25人。春はジャガイモの植えや山菜採りや茶摘み、夏はジャガイモや夏野菜を収穫して、渓流でバーベキューを実施するなどの活動に取り組んでいる。
今回のプロジェクトでは、山里の中の渓流沿いの空き家を活用しゲストハウス、シェアハウス、シェア店舗の機能を備える「ひのはうす」を造り、「泊まれる」「暮らせる」「働ける」里山コミュニティーの拠点として活用していく。ゲストハウスと農業・自然体験による観光振興を図り、農業や観光の仕事を創出し、移住促進、地域活性化も目指すという。「ひのはうす」は家の裏からは河原に下りることができ、いつでも南秋川渓谷の清流を楽しめる立地にある。
目標金額は100万円。5,000円から支援でき、支援者には、ワークショップ参加券またはゲストハウス宿泊券、じゃが芋、特産品などを用意する。6月14日まで。