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福生七夕まつり、星条旗新聞社が表彰 2年連続、太平洋一のイベントに

福生七夕まつりを紹介する2018年版の年刊誌

福生七夕まつりを紹介する2018年版の年刊誌

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 「福生七夕まつり」が、星条旗新聞社(本社=米ワシントンD.C)が発刊している年刊誌「best of the pacific」の米軍基地外で一番のイベントを問う「ベスト・オフベース・イベント」部門で、2017年と2018年の2年連続でトップの「ベスト」に選ばれた。これを受け2月4日、同新聞社関係者が同市役所を訪れ、実行委員会会長を務める加藤育男市長に表彰状を授与した。

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 同誌の発行部数は約2万部で、太平洋地域(日本、韓国、グアム)に駐在している基地軍人やその家族など関係者に無料で配布されている。2~3年ごとに各地の基地を転々とする軍人らのための情報誌で、基地内外で一番優れている施設やサービスなどについてアンケートを行い、その結果を掲載している。

 アンケートは例年約2カ月間、軍関係者らを対象に行い、3000以上の投票が寄せられる。太平洋各地にさまざまなイベントがある中、「福生七夕まつり」は2015年、2017・2018年と2年連続3回目のベストに選ばれた。

 表彰式には、同新聞社から発行責任者のリチャード・マックリンティック米空軍中佐(星条旗新聞社太平洋地域司令官)ら6人が出席。基地に隣接する福生武蔵野商店街振興組合の冨田勝也理事長、平本理恵副理事長も出席した。

 マックリンティック中佐は「軍関係者は駐在期間が短い。福生七夕まつりのような日本の文化に触れられる機会があるのはとてもありがたい」と感謝。加藤市長は「大変光栄。今年の七夕まつりのオープニングセレモニーで2年連続ベストを報告したい」と喜んだ。冨田理事長は「今後もアメリカの文化を伝えていただき、同時に日本の文化をアメリカに伝えてほしい」と中佐らに呼び掛けた。

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