あきる野市の農園で8月に始まった体験事業「農のある暮らしづくり」が現在、第2弾となる「稲作体験」の参加者を募集している。
同市6次産業化ネットワーク活動推進委員会(森田康大会長)が市内農園を活用し、「農のある暮らしづくり」推進事業の一環として展開。「都市型農業をより深く知ってもらう機会を提供し、地域農業への理解や親しみをさらに感じてもらいたい」と企画された。
今回の「稲作体験」は10月12日、市内農園での「稲刈り」から始まる。現在、4畝程度を想定し、稲刈りから天日乾燥(ハゼ掛け)までを体験。昼食は各自持参して作業を行う。11月2日には、田んぼでの機械による脱穀作業や稲わらの片付けなどを体験し、11月23日、収穫した米をまきで炊き参加者全員で試食する。希望者には2キロ1,000円での販売も予定。
今後もジャガイモの農業体験などの準備を進め、2014年度には同市名産のトウモロコシやのらぼう菜など、1年を周期として実施していく予定だ。
稲刈りは9時~15時、脱穀は10時~15時、新米の試食は10時~。参加無料。募集締め切りは9月30日。各回定員20人(先着順)。小学生以下の子どもは保護者引率が必要。問い合わせ、申し込みは同委員会事務局(TEL 042-539-4566)まで。