子どもたちの読書を推進する団体「ぶっくんドリームネットワーク福生」は2月23日、福生市市民会館小ホール(福生市福生)で講演会「子どもの本のもつ力」を開催する。
同団体は官民が連携したグループとして、図書館と市内2つのボランティアグループで2年前に設立。絵本を読んでその世界観と実体験とのつながりを楽しむ企画や、読み聞かせ、紙芝居、人形劇などが盛り込まれた「ふっさ“本は友だち”フェスティバル」など、「福生を読書の街に」をテーマにイベントなど開催してきた。
今回の講演では、講師に青山学院女子短期大学・名誉教授の清水眞砂子さんを招き、子育て中の親へ「読書をするってどういうこと」をテーマに話す。清水さんは多数の児童書や絵本を出版。1974(昭和49)年には日本児童文学者協会新人賞受賞、1993年に日本児童文学者協会協会賞受賞、2004年には「ゲド戦記」全6巻の訳業により日本翻訳文化賞を受賞する経歴を持つ。市内、書店でゲド戦記の各種フェアも予定している。
同団体代表の坪井由紀子さんは「今回は、子どもの心に物語を持つことの大切さをお話しいただく講演会。ぜひ一人でも多くの方に聞いてほしい」と参加を呼び掛けている。
開催時間は13時30分~15時。入場無料。250人限定。予約制で1歳~小学生までの託児も可能。申し込みは福生市中央図書館(TEL 042-553-3111)まで。