羽村市生涯学習センターゆとろぎ（羽村市緑ヶ丘）で9月5日から、人形作品展「造形作家 友永詔三の世界木彫の乙女たち」が開催される。

　友永さんは、1979（昭和54年）年から3年間わたってNHKテレビで放映された連続人形劇「プリンプリン物語」で人形美術を担当し、一躍注目を集めた。その作品は、清楚（せいそ）なエロスをたたえた少女像や、明かりのオブジェ、裏彩色の木版画、モニュメントなどで、舞台美術などにも精力的に携わっている。住まいのあるあきる野市深沢には自身の作品を展示した小さな美術館がある。

　会場には、木肌の美しさを生かした「優美な乙女の像」、温かささとユーモアにあふれた「明かり」をテーマにした木彫り作品を展示する。

　開催時間は10時～17時（最終日は16時まで）。入場無料。8日午14時から、友永さん自身が語るギャラリートークも予定。同15日まで。