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あきる野で地元食材使った創作パン人気に-イベント限定商品に長蛇の列

イベントで限定商品を販売する渡邊さん

イベントで限定商品を販売する渡邊さん

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 あきる野市の手作りパン工房「スリール」(あきる野市雨間、TEL 042-518-7754)がイベントなどで売り出す地元野菜など使った創作パンが話題となっている。

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 同店は、スイーツ店「シャトレーゼ」FC店を西多摩エリアで3店舗展開するスマイルメーカー(あきる野市雨間)が2009年に開業。国産小麦を使い16時間以上発酵させて作る天然酵母パンの話題が、地元を中心に口コミで広がり、女性を中心に多くのファンが通う。現在は各地のイベントにも出店し、地元野菜を使った限定パンに長蛇の列ができる。

 社長の渡邊成吾さん(39)はシャトレーゼ(山梨県甲府市)本社で店舗に対するスーパーバイザーとして勤務。「自身をもっと成長させたかった」と10年前、あきる野店を皮切りに、同社では初となる独立を果たした。社名には「笑顔を作る」という渡邊さんの思いを込めた。

 その後、羽村市、青梅市でシャトレーゼを展開し現在では、本社などから視察が来る模範店に。「女性が居やすい空間作り」を考え、あきる野店の敷地内に自主業態の「スリール」を立ち上げた。

 現在、西多摩各地で行われている西多摩農商祭に出店。渡邊さん自身が販売する地元の卵を使ったマフィンや地元産果物を使った手作りジャムなど、各地で創作商品に人気が集まる。

 「あえて時間がかかるパン作りに挑戦したかった」と渡邊さん。「スリールでは、パン作りを通じてお客さまはもちろん、従業員の笑顔を作っていきたいんです」と話す。同店は7月1日、福生市田園通りで行われる「福生農商工祭」にも出店する。

スリールの営業時間は10時~19時。

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