西多摩地域の農商工連携による独自産業化を図るスタイルグループ・プロジェクトは6月27日、JA西東京のかすみ直売センター(青梅市新町)で「西多摩農商工祭」を開催する。
地域イノベーションを進める会員組織「バリューアップ・ジャパン」の一環として始まった同プロジェクト。農商工連携や異分野連携、地域資源の活用、商店街の活性化などを目的に、同イベントを西多摩だけでなく近隣市町村、山梨県などでも開催してきた。
今年3月、出店、協賛含め約80社の地元企業が参加し同直売センターでも開催。地元工芸品や加工品、農産物、生産物、特産物などが並び、通常来場者数の6倍となる3000人が詰め掛けた。西多摩各地域の事業者がブース出店する中、地元で生産された野菜を使った限定グルメに長蛇の列ができた。
今回も地元野菜を使った「コラボ和菓子」や、「自家製天然酵母のパン」、青梅の野菜を練り込んで製麺した「オリジナル焼きそば」など同日限定の商品を並べる。同プロジェクトリーダーの小山洋一さんは「地元の魅力あふれる商品が一堂に並ぶ。回を重ねるごとに事業者同士が結びつき新たな商品も生まれてくる。新たな発見を見にぜひ気軽に足を運んでほしい」と話している。
問い合わせはバリューアップ・ジャパン事務局(TEL 042-539-4566)まで。