羽村市は2月27日、学校法人日本航空学園(青梅市長淵2)と包括連携に関する協定を結んだ。活力のある地域社会の創造、人材の育成、両者の発展に努めていく。
同学園の能登キャンパス(石川県輪島市)は2024年1月1日の能登半島地震で被災した。梅澤重雄日本航空学園理事長の決断で、日本航空大学校石川の学生、日本航空高校石川の生徒は明星大学旧青梅キャンパスに避難した。地域から友好的に迎えられ、学生・生徒は学びを継続。部活などを通し、地域に貢献している。
同市は、同年 8 月に被災地支援の一環として、「プリモホールゆとろぎ」(羽村市緑ケ丘1)を同校ウインドオーケストラカンパニー(吹奏楽団)の練習場所として提供。2025年7月には同市・青梅市・同校共催で能登半島復興支援チャリティーコンサートを開き、10 月には羽村市文化祭で同校ウィングダンスカンパニーが公演を行うなどして相互交流を深めてきた。
市長室で行われた締結式には市側から橋本弘山市長、儘田文雄教育長、学園側から梅澤理事長、小林学事務長、ウィングダンスカンパニーの相良まみ芸術監督、ウインドオーケストラカンパニーの赤坂光音楽監督らが出席。今後も、双方の持つ資源や強みを生かし、「地域貢献のための各種事業」「教育と人材育成」「文化とスポーツの発展」を軸に、継続的に協力し合っていくことを確認した。
今後、合同吹奏楽コンサートやミュージカルワークショップの開催、羽村市の子どもたちと日本航空高校石川の生徒たちとの交流、航空業界などに関する若者や市民向けのセミナーの開催などを検討していく。