「発見!あきる野市の二つの宝」と題した講演会が2月22日、JR五日市駅前のフレア五日市(あきる野市舘谷台)で開催される。あきる野市市制30周年協賛事業として市民らがつくる実行委員会が主催し、同市教育委員会が後援する。
2つの宝は秋川で発見された海獣パレオパラドキシアの化石と五日市憲法草案。同市の地質・化石などの特性や歴史・文化の面から同市の魅力を発信するという。
パレオパラドキシアは約1300万年前に絶滅した束柱目(そくちゅうもく)の哺乳類。西日本から北米、メキシコまでの太平洋沿岸に生息していた。1988(昭和63)年、化石の宝庫と言われる五日市の秋川で、上顎(じょうがく)骨がほぼ完全な形で出土した。
五日市憲法草案は明治期に民間で作られた私擬憲法草案で、憲法草案の起草には千葉卓三郎や深沢名生(なおまる)、権八父子らが奔走した。とりわけ民主的な規定が多いと評価される。
当日は1部で、あきる野市出身で神奈川県立生命の星・地球博物館主任学芸員の樽創さんが「化石が語るあきる野市の魅力」と題して講演。続く2部では、五日市憲法草案現地ガイドを300回以上務め、4000人以上を案内した鈴木富雄さんが「五日市憲法草案が生まれたあきる野市」をテーマに講演する。
会場ではあきる野市出土の化石や五日市憲法草案関係資料を展示するほか、「五日市憲法」まんじゅうを販売する。
講演時間は、1部=10時~12時、2部=13時30分~15時30分。入場無料。申し込みは専用フォームで受け付ける。