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羽村で「くじら保育室」の園児がサツマイモ堀り 顔より大きなものも

清水さん(後列)の指導でたくさんのサツマイモを掘り出した園児たち

清水さん(後列)の指導でたくさんのサツマイモを掘り出した園児たち

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 東京西徳洲会病院(昭島市松原町3)にある院内保育の「くじら保育室」の園児19人が10月20日、羽村市羽中の畑でサツマイモ掘りを体験した。

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 同市で農業を営む清水亮一さんが体験の機会を提供。収穫前には清水さんと保育室関係者が葉などを取り除き、掘りやすいように準備した。

 長靴などを履いて畑にやって来た園児たちは清水さんに元気な声で「おはようございます」とあいさつ。軍手を付けてもらい、両手で土を掘っていくと、長さ20センチ以上のサツマイモが次々に出てきた。中には園児の顔より大きなものもあった。

 同保育室では生後57日~小学6年生を預かっている。「のびのびと自主性を育てる」を方針に、現在130人が在籍する。

 安藤隆雄主任は「食育のよい機会を持てた。今後も継続して取り組んでいきたい」と話す。

 清水さんは「子どもたちの笑顔を見ると幸せな気持ちになれる。土に触れることでやがて農業への理解につながってくれればうれしい」と期待を込める。

 サツマイモは園児たちが家に持ち帰り、家族と一緒に食べてもらうという。

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