プロ野球ドラフト会議で広島から4位指名され入団が決まった、福生市出身で富士大学の渡辺悠斗選手が12月27日、福生市役所に加藤育男市長を表敬訪問した。
渡辺選手は右投げ右打ち。同市内の少年野球チーム福生ペガサス、福生シニアで捕手としてプレー。堀越高校から富士大学に進学すると、一塁手に転向。3年秋の北東北大学リーグ戦では4割3分9厘で首位打者となり、ベストナインに選ばれた。4年春の同リーグ戦では最多本塁打と最多打点の2冠に輝き、再びベストナインになった。
広島では背番号49を付ける。1月7日に入寮し、ルーキーシーズンのスタートを切る。
「福生に育ててもらった。1軍でまず1本本塁打を打ちたい。将来は三冠王が目標」と意義込みを見せた渡辺選手に対して、加藤市長は「福生初のドラフト選手。福生市全体で応援している。1日1日の努力の積み重ねで名を残す選手になってほしい」と激励した。
当日は渡辺選手の両親の弘明さん、さなえさんと福生ペガサスの選手ら20人も同席し、エールを送った。