奥多摩町は12月1日から、町内の宿泊施設に泊まると1泊当たり1人最大3,000円を補助する「冬の宿泊割引キャンペーン」を行う。冬に減少する観光客を呼び込み宿や商店を支援するのが目的で、2000人近くの利用を見込む。
補助を受けられる宿泊施設は11軒で、対象は1泊以上の観光客。補助額は1泊2食付きで3,000円+奥多摩商業協同組合加盟店で利用できる商品券1,000円分。1泊朝食付きで2,000円、素泊まりで1,000円。ただし、年末年始は除く。
希望者は宿に直接または旅行代理店経由で予約し、宿泊前にJR奥多摩駅前の「奥多摩町観光案内所」で割引券とアンケートを受け取る。宿での精算時に割引券を使い、アンケートを提出する。
奥多摩湖や日原鍾乳洞、町を囲む山々は冬の期間はまったく違った顔を見せる。
同町観光産業課の担当者は「泊まりがけでのんびりして、新しい奥多摩の魅力を見つけてみては」と利用を呼びかける。2025年3月31日まで。