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青梅信用金庫、本業を生かした社会貢献活動で特別賞受賞

同金庫の青木専務(右)と同協会・高橋理事長(左)

同金庫の青木専務(右)と同協会・高橋理事長(左)

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 青梅信用金庫(本店=青梅市勝沼)は2月、本業を生かし社会貢献活動を顕彰する「第9回企業フィランソロピー大賞」の授賞式で特別賞を受賞した。

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 同賞は活力ある社会を創出するため、行政だけでなく企業による積極的な社会貢献と従業員の誇りを取り戻す職場作りを目的に、企業の本業を生かした社会貢献活動を顕彰するものとして9年前に創設。昨年4月から募集され、木全ミツさん(NPO法人女子教育奨励会理事長、元・国連公使)、西崎哲郎さん(東京国際コンサルティング会長)、藤原作弥さん(エッセイスト、ノンフィクション作家、元・日本銀行副総裁)、松岡紀雄さん(神奈川大学名誉教授)による審査により昨年、発表された。

 同金庫は5年前より、多摩川を軸とする流域の行政区域を超える形で、地域の人々を心の絆で結び、ひいては地域の共生・発展につなげることを目的とした「美しい多摩川フォーラム」を立ち上げ、事務局を担ってきた。流域をベースにして経済、環境、教育文化の観点から市民、行政、企業、NPOなどが広域的に連携・協働する地域づくりのモデルを構築。多摩川流域の桜の名所の観光ブランド化、環境の観点からは健康かつきれいな水辺づくりのための活動、健全な森作りを目指した活動を行っている。また、教育文化の観点からは多摩川を「教育河川」と捉え、特に子どもたちへの自然・環境教育に重点を置いた活動を行っている。

 同金庫担当者は「3月6日に創立90周年を迎え、記念すべき年に栄誉ある賞を受賞することができ、光栄に思う。従来から役職員がボランティア活動に積極的に参加しており、今後も美しい多摩川フォーラムのさまざまな活動を通じ、地域の活性化と自立を目指した地域づくり運動に取り組んでいきたい」と話している。

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