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赤と黄色のミニトマト「五日市トマト物語」、あきる野市内で販売開始 

光沢が美しい「五日市トマト物語」

光沢が美しい「五日市トマト物語」

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 赤と黄色のミニトマト「五日市トマト物語」の販売が、あきる野市五日市のあゆみ橋近くのビニールハウスで始まった。

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 サクランボのような艶と光沢、薄くて柔らかい皮、爽やかな甘みが特。Mファーム(武蔵野市)が特殊な栽培法を用いて始めた新事業として、地域の雇用にもつながっている。

 同社社長の宮下豊彦さんは、小庄の水田地帯に建つ475平方メートルのハウスで約700本のミニ・ミディトマトを栽培する。土のうに詰めたミネラル豊富な培地にトマトの苗をポットごと植え、土の中の水分量が一定になるよう制御装置を使って自動かん水。安定した味と収量を確保している。

 同級生の和田光市さんと週に数日、収穫などの作業に従事する仲町の杉田安永さんは「皮が柔らかく、とにかくおいしい。こんなトマトはこれまで食べたことがない」と太鼓判を押す。杉田さんを訪ねてトマトを買いに来る客も多いという。現在は武蔵野市から五日市に通っている宮下さんだが、日々接する地域の人の気さくな人柄や豊かな自然を気に入り、「早く越してきたい」と転居先を探している。

 トマトはハウスにのぼり旗が出ている時のみ販売。ミニ・ミディとも1パック150グラムで350円。3パック1,000円。パック持参で30円引き。

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