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青梅で期間限定「おいしい大豆料理」 地元産大豆使い各店がメニュー開発

研究交流会で大豆生産について語る福岡さん

研究交流会で大豆生産について語る福岡さん

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 青梅市内の農業生産者を応援する市内飲食店が参加するプロジェクト「SECHS(ゼクス)」が青梅生まれの「おいしい大豆料理」として開発したメニューが12月1日から、各店限定メニューとして提供されている。

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 同プロジェクトは、6つの思い「安心・安全」「地産地消」「感謝・感動」「人と人との絆」「笑顔」「まちづくり」を掲げ、市内の農商工業者が取り組む。これまで青梅産大豆を使った豆腐、豆乳、しょうゆを開発し、地元の野菜や果物、卵、青梅豚、青梅米なども使った期間限定のグルメを開発、販売してきた。

 プロジェクトを主催する青梅市6次産業化支援委員会(小山洋一会長)は11月10日、JA西東京かすみ直売センターで、大豆の生産者、加工業者、飲食店経営者によるさまざまな意見交換を行う研究交流会を開催し、33社が参加。当日、生産者である福岡広幸さんが大豆生産における実情や、青梅大豆の品質や風味などを紹介した後、加工品の「醤油」「だし醤油」「ポン酢」を開発したギフトショップ・マルケイの土方博晶さんから、しょうゆ醸造の苦労と特徴が説明された。

 今年から豆腐作りで参加した「とうふ工房 ゆう」は今年10月、全国豆腐品評会「寄せおぼろ豆腐の部」で全国一に輝いた。オーナーの大久保裕史さんは豆腐作りと工程や素材選びと重要性を語り、「青梅産大豆は、香りがとても強い。最大限、味わいを引き出した豆腐造りに挑戦したい」と意気込みを述べた。

 新幸丸(青梅市新町)、SINBOW(同市木野下)、高山商店(同市勝沼)、かねやま水産(同市今井)、いなりや(同市和田町)、小山製菓(同市大門)、東青梅 炙堂(同市東青梅)、Kitchen NON(同市河辺町)、べんとう工房ひらまつ(同市新町)、青梅大学いも学部(同市大柳町)、成木カフェ(同市成木)、青梅和菓子処まちだ(同市西分町)、麺や龍世(同市野上町)、肉のひきだ(同市長渕)、つぶあんカフェ(同市本町)、手打そば河邉(羽村市羽西)。参加農家、加工業者として、かわなべ鶏卵農場(青梅市小曾木)、輪千農園(同市友田)、とうふ工房ゆう(同市裏宿町)、ギフトショップマルケイ(同市畑中)が参加する。

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