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青梅の子育てデザイナーらが子ども向けカードゲーム「レターズ」商品化プロジェクト

親しみやすいイラストを採用した「レターズ」のカード

親しみやすいイラストを採用した「レターズ」のカード

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 青梅市在住のデザイナー・志村恵さんらが5月10日から、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」でオリジナルカードゲーム「レターズ」の商品化プロジェクト支援を呼び掛けている。

開発した志村恵さんと目澤知佳さん

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 「レターズ」は、7匹の動物に「手紙を届ける」ゲーム。届ける手紙が風に飛ばされるなどのアクションカードもあり、ゲーム性を高める工夫を凝らす。

 現在子育て中の志村さんは「ヨーロッパではカードゲームやボードゲームは広く普及しているが、日本でよく知られているものは、『トランプ』や『UNO』『かるた』などで、まだ字が読めない小さな子どもたちでも楽しめるゲームはあまりなく、小さい子も家族みんなで遊べるカードゲームを作りたいと考えた」と話す。

 志村さんは同ゲームの開発に当たり、一緒にデザインユニットとして活動している、同じく子育て中の目澤知佳さんにも声をかけ、3歳児でも興味を持つデザイン、シンプルなルール、厚めのカード、平置きで遊べるオープンスタイル、片付けやすい丈夫な箱など、子育て中の母親だからこそ分かるポイントを随所に盛り込んだという。

 2人は西多摩をはじめ、各地のさまざまなイベントに参加し、実際に「レターズ」で遊んでもらいながら、子どもたちや親の声を聞いてきた。2人は「負けても『次は勝つ!』と夢中になって何度も遊ぶ子もいれば、負けて途中で投げ出す子、自分の順番をじっと待って遊ぶマイペースな子など、カードゲームで子どもたちは個性を見せる。あるイベントでは、帰る前にもう一回遊びたかったと泣き出す子もいた。レターズで遊ぶことで子どもたちの新たな発見や、親子のコミュニケーションにつながれば」と笑顔を見せる。

 同プロジェクトの設定目標金額は35万円。5月30日現在の達成率は88%。支援コースは500円から用意する。このほか、リターン品にレターズ1個を用意する2300円コース、Makuake限定のお楽しみセット5500円コース、お得な5個まとめ買いセットの1万円コースなど。募集締め切りは8月9日18時まで。

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