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西多摩・小作の居酒屋が8周年 「母への思い」描いた「ダルマ」がシンボル

店舗のシンボルでもある小澤さんが描いたダルマ

店舗のシンボルでもある小澤さんが描いたダルマ

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 小澤宗一郎さんが店主を務める「居酒屋So.」(羽村市小作台、TEL042-554-6772)が3月、オープン8周年を迎えた。

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 JR小作駅東口にあった両親の店舗を18歳のころから手伝ってきたという小澤さん。「店のオープンの際は、店舗改装からメニューまで、素人ながら自分の作品の様にこだわり抜いて作り上げた」と振り返る。オリジナルメニューは「どれも創作センスと味わいがある」と、20代~60代の客から好評を得ているという。

 「木工職人である父親から基礎を学び、青梅や羽村の数多くの店舗の看板やロゴも数多く手掛けてきた」という小澤さん。「木工加工は父、商売は母に基本を教わった。料理とデザインは同じ。人に喜んでもらえるのが何よりうれしい」と話す。

 小澤さんは飲食店の経営以外にも、好きで書いていたというイラストやデザインが飲食店などを中心に口コミで評判を集めている。店頭に掲げる同店のシンボル「ダルマのイラスト」は、青梅だるま市の開催期間中にこの世を去った母親への思いを込め、小澤さんが1周忌に描いたものだ。

 目標の10周年へ向け、小澤さんは「親の代からこの地にお世話になってきた。人とのつながりが1番のやりがい。これからも地元に恩返しをしていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は17時~翌2時。

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