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青梅の作家らが工芸展-提案型マーケット「百年市」のプレイベントで

企画した「工藝の環」メンバーの3人

企画した「工藝の環」メンバーの3人

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青梅のギャラリー「BOX KI・O・KU」(青梅市西分町)で2月2日、「百年市 青梅の工芸展」が開催される。主催は、地域に根付く作り手の発掘、発信などを行う団体「工藝(げい)の環(わ)」。

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青梅市内のデザイナーや作家、ショップ経営者、イベント企画者など10人で成る同団体は、「暮らしになじむ生活道具を中心に、自然環境を考え、地域に根付く、循環した暮らしにつなげていく」ことを目的に昨年11月に結成。衣食住だけでなく、環境、自然、健康、学習を加えた暮らしの提案型のマーケット「百年市」を企画し、今年6月に開催を予定する。今回は百年市のプレイイベントとして企画した。

当日は、青梅の作家や職人、アーティスト11人が参加し、ガラスや漆、木工、金属、染織、藍染め、陶磁器、和紙、とう籠、鍛鉄の作品を並べる「青梅の工芸展」のほか、大正時代、植樹や民藝の価値観を普及させた浅川巧のドキュメンタリー映画「道~白磁の人~」の上映会を予定。そのほか、「森の恵みを分かち合う」と題した青梅の森や、森林ボランティア団体、バイオマスエネルギーの紹介、青梅の食材や作家の作品を販売する「BROWN MARKET」も予定する。

「工藝の環」メンバーの一人は「誰しも身近な日用雑貨の素晴らしさを通じて、青梅の環境や作家の作品、食材など知ってもらう機会になってほしい」と話す。

入場料は、前売り=400円、当日=500円。売り上げの一部は、東北大震災、被災地海岸林の植樹に寄付する。前売りはホームページで申し込みを受け付けている。スケジュールや問い合わせ先はホームページで確認できる。

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